幸せになれる考え方とは? 1

なんでもやってみる、楽しんでみる

「幸せになりたい。」だれもがそう願っていきているのに、幸せを感じている人が少ないのはなぜでしょうか?
実は、お金や地位など物質的なもので得る幸福感は長続きしないと言われています。
人の幸福度を決めるのは、もっと心理的なものなのです。

幸福学の研究者である前野隆司氏は、著書「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書) 」の中で、長続きする幸せには次の4つの因子が必要であると述べています。

  1. やってみよう因子(自己実現と成長の因子)
  2. ありがとう因子(つながりと感謝の因子)
  3. なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)
  4. あなたらしく因子(独立とマイペースの因子)

私なりに解説してきますね。

やってみよう因子(自己実現と成長の因子)

これは、やらされるてる感ではなく、ものごとに主体的に取り組む人の方が幸福になるというものです。勉強、仕事、家事、「なぜ、自分がやらなくてはいけないの?」とやらされ感で取り組むと不平不満しかでてきません。
人生を楽しめない人は圧倒的にこの他責・やらされ感が強いのです。
ある学生は「就職活動が嫌だ。」というので、理由を聞くと「なんか、就活やりなさいみたいな、やらされ感が嫌だ。」というのです。どこの大学も学生が就職しなくても困りません。
就活は自分の将来のためにやるものです。

例えば、自分が好きなものはいいのですが、自分に必要だけど、そんなに好きではないものが含まれるとき、「でも、将来やりがいのある仕事をしたいから、就活がんばろう!」「こんなに人事の人と会える機会は人生で2度とないから楽しもう!」など主体的に考えられると人生を楽しめます。
そして、やってみたいとおもっても、失敗したくないと思って、二の足を踏む人がいます。それも幸福になるためには、もったいないことです。思い立ったが吉日。やりたいことをやるのがおすすめです。

やってみよう因子(自己実現と成長の因子)

・成功するか失敗するかに拘らず、やってみたいことに挑戦する。
目の前の出来事をやらされ感ではなく、主体的にやってみる。

次回は2.ありがとう因子(つながりと感謝の因子)について紹介します!

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