幸せになれる考え方とは?3

なんとかなる!ジャマイカ人思考のすすめ

先回の記事でご紹介した長続きする幸せには次の4つの因子についての続きです。

幸福学の研究者である前野隆司氏は、著書「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書) 」の中で、長続きする幸せには次の4つの因子が必要であると述べています。

1.やってみよう因子(自己実現と成長の因子)
2.ありがとう因子(つながりと感謝の因子)
3.なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)
4.あなたらしく因子(独立とマイペースの因子)

今回は3つ目の因子について私なりに解釈してものをご紹介していきます。

3.なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)

幸せになるための要素に楽観的に考えるというのがあります。
確かに、何かやろう!と思っても「失敗するのでは…。」と考えていては、何もやることができません。また、はじめたばかりの時は、運動でも勉強でも恋愛も仕事も失敗がつきものです。
失敗しても、「そんなこともある。人間だもの。」と思って、失敗から立ち直って、チャレンジし続けられる人の方が、チャンスも掴みますし、応援者も現れます。
拙書「なぜか好かれる人がやっている100の習慣―明日香出版社」の中でも紹介したのですが、
私の友人は自分のことをジャマイカ人だといいます。何かあっても、おおらかに「じゃ、ま、いっか!」と言って、気にしないようにしているからです。
「絶対に失敗してはならない…。」とねばならないと思っている人は、自分をがんじがらめにして、行動できなくなりますし、失敗した時に自責の念が強くなります。
お天気がコントロールできないように、人の気持ちや人生も自分の思い通りにはならないものなのだと思っておくことで、変な執着も生まれません。

3. なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)

・「じゃー、まっいいか!」とおおらかに考える
・人や人生は自分ではコントロールできないものと思い執着しない。

気楽に考えるのは、訓練が必要ですが、ぜひやってみてください。
では、次回は4.あなたらしく因子(独立とマイペースの因子)について紹介します!

関連記事