幸せとは?

幸せとはとても主観的なものです。
ある人は「お金がなければ幸せでない」「結婚していなければ幸せではない」と思っています。でも、本当は、幸せは外側のものでは決まりません。
心が決めているのです。
「こうでなくてはダメ」という思いが強い人は、人生に満足することがすくなく、自分を厳しく罰します。すると幸せが遠のいてしまいます。
ある男性は、「ビジネスで成功しなければ、幸せではない」と考え、365日、毎日仕事をしていました。家族と過ごす時間もとれず、奥さんは定期的に「離婚する!」といって、騒ぎ出しました。彼は、仕事に追われて、外食が増えて、体重も増えていきました。コロナで仕事が上手くいかなくなった時、「今までの人生はなんだったのか?」と後悔するようになりました。そんな彼を支えたのは家族でした。
「もっと、もっと」と何かに取り憑かれたように努力するのは、不自然なのです。
あなたが楽しんで取り組めたり、たとえ困難でも乗り越えた後に達成感や安心感を得られるものならOKですが、ただ不安だからやっていることはうまくいきません。
あなたの感情(ハート)は、あなたが頭で考えるより、直感的にあなたの幸せをキャッチできる能力が高いのです。

不幸のもと

根本的な不幸のもとはあなたのセルフイメージにあります。「自分には価値がない」とおもっていると、何をやってもうまくいきません。
Aさんは「自分には価値がないから、もっと努力して人から認められたり、愛される人にならなくては」と努力していました。
そして、ビジネスで高い評価を得るようになりました。気がつくと40歳近くなっていました。婚活をはじめようと結婚相談所に入会。おしゃれで、美人。仕事のできるAさんは婚活男子からは、敷居が高くお見合いがうまくいきません。
愛されようと頑張った肩書きが彼女の邪魔をしたのです。
本当は、不要な努力だったのです。何もしなくても、AさんはAさんであるだけで魅力的だったのです。だから、自分の不足に気にするのではなく、自分の魅力に気づく必要があります。「自分はありのままで、十分に魅力的」と思うだけで、人や世界の見え方が変わります。そして、不要な焦りと努力が消えるのです。
幸せは、遠くにあるのではなく、あたなの足元にあるのです。

あなたが願う幸せって本当にあなたのもの?

「仕事で成功したい。」「結婚したい」「子供が欲しい」「お金持ちになりたい」という願いは本当にあなたのものでしょうか?
実は、私たちが自分の願いだと思っている価値観は汚染されていることがほとんどです。

例えば仕事なら、「成功した方が素晴らしい」「成功した方がモテる」などの社会通念に突き動かされて、本当は自分の願いではないのに、世間の願いを叶えようとしていませんか?

結婚して子供を産むのが幸せというのは、親の価値観を自分の価値観だと信じているだけかもしれません。

それぐらい、私たちは自分の価値観について考える機会がないのです。
コーチングなどでは、自分が本当に何が欲しくて、何がほしくないのかを考えていきます。
あなたは何をやっている時がワクワクしますか?
あなたがワクワクするもののなかにあなたの幸せのもとがはいっています。
「手に入らなかったら、どうしよう。」とあなたを恐怖させるものや萎縮させるものは本当はあなたの願いであいことがほとんどです。

一度、考えてみてくださいね。

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